<J1:清水1-1C大阪>◇第7節◇20日◇アイスタ
C大阪が敵地で清水と引き分け、連敗を2でストップした。ロンドン五輪代表MF扇原貴宏(21)が前半11分に先制となる今季初ゴール。だが、追加点を奪えず、ここ4試合連続勝ちなしとなった。レビークルピ監督(60)はMFシンプリシオ(33)を初めて攻撃的MFで起用する新布陣を試したが、助っ人ブラジル人3人は機能せず。攻撃陣のテコ入れも時間の問題となってきた。
勝ち切れないチームの中で、MF扇原が輝きを放った。前半11分。相手DFのクリアボールを左足でダイレクトシュート。相手DFに当たってコースが変わり、先制点をもぎとった。
「ボールだけを見て集中して蹴った。ラッキーでした」。昨年8月18日の磐田戦以来、約8カ月ぶりのゴールだった。ここまでFW柿谷、MF山口の得点に頼ってきたチームに21歳が新たな光をともした。だが、チームは前半33分にCKから失点。消化不良で引き分けた。
レビークルピ監督は今季2列目で起用してきたMF山口をボランチに下げ、逆に元ブラジル代表MFシンプリシオを2列目に起用。ブラジル人中心の攻撃布陣で挑んだ。だが、攻撃のリズムは作れず、結果は裏目に出た。
これで新加入FWエジノは公式戦11試合無得点。来日2年目となるMFブランコも機能しているとは言い難い。レビークルピ監督は「助っ人としては非常に物足りない内容。今のパフォーマンスを続けている限り、同じポジションの日本人選手を上回るとは思えない」と、事実上の最後通告を下した。
幸い、横浜が敗れたため首位との勝ち点差は7に縮まったが、控えにはFW杉本、南野、MF枝村、楠神ら能力の高い選手が出番を待ち続けている。開幕からメンバーをほぼ固定して戦ってきた。指揮官が先発組入れ替えを決断する日も、そう遠くはなさそうだ。【福岡吉央】




