<J2:G大阪1-1岡山>◇第20節◇22日◇万博
G大阪の連勝が6で止まった。開始直後に先制を許す苦しい展開で、何とか1-1で岡山と痛み分け。勝ち点は43。連勝街道がついに途絶えた上に、今月限りで退団が決まっているエースFWレアンドロ(28)とMF家長昭博(27)がそろって累積警告で事実上のラストゲームになってしまった。2位神戸は2-0で3位長崎に完勝し、勝ち点を41に伸ばした。G大阪は首位をキープしたものの、神戸との勝ち点差は2差に縮まった。
本拠地万博はシーンと静まり返った。白い月が夜空を照らし、異様な雰囲気に。代表勢が不在の中で連勝を重ね、この日も勝利こそ逃したが、何とか引き分けに持ち込んだ。だが、なぜか喜べない。長谷川監督は「2人仲良くそろって(警告を)もらうことはね~だろうに」と苦笑い。今月末で期限付き移籍が契約満了となり、既に退団が決まっていたレアンドロと家長が29日徳島戦(ホーム)が出場停止。事実上の“お別れ試合”になってしまった。
あまりにも寂しい。ここまで得点ランクトップタイの13ゴールを挙げたレアンドロは、前半40分に倉田の同点弾をアシストした。J1昇格の最大のライバルでもある神戸に移籍する可能性が高い助っ人は「こういう形で去ることになるのは、とても残念だ」と悲しそう。家長は取材に応じることなく、真っ先に移動用バスに乗り込んだ。
次節で折り返しとなり、リーグ戦は前半戦が終了する。ここまで首位にいるのも、レアンドロと家長の活躍があったからこそ。長谷川監督も「(退団決定後も)最後までモチベーションを落とすことなく、頑張ってくれた。感謝したい」。週明けには代表コンビが帰国。メンバーは変わるが、仕切り直して独走態勢を築く。【益子浩一】



