<J1:浦和1-1甲府>◇第26節◇21日◇埼玉

 甲府が土壇場に追いつき、J1残留に貴重な勝ち点を積み上げた。後半ロスタイム6分。終了間際にセンターバック青山直晃(27)を前線に上げるパワープレーに出ると、これが当たった。MF水野の好クロスにFWパトリックが頭で落とし、FW平本のシュートがポスト直撃。目の前にボールがこぼれてきた青山は「たまたまいいところに戻ってきた。おいしいところにおいしいタイミングで入った」と、右足で押し込むだけだった。

 終盤に入って5試合負けなしを演じる城福浩監督(52)にとって、対浦和は鬼門だった。東京監督時代から1度も勝てず、これまで7戦全敗。ことごとく敗れていたカードで初めて勝ち点を獲得した。城福監督は「他のチームのことはまったく関係ない」。ただ選手たちは試合前、リラックスルームのテレビで、残留を争う17位磐田の敗戦を見届け、突き放しに成功。一方で勝利した16位湘南とは6差に縮まった。