J3藤枝MYFCのFW大石治寿(つぐとし、24)が4試合ぶりのゴールでホーム初勝利に導く。チームは25日、今日26日のホームYS横浜戦に向けて約2時間の最終調整を行った。チーム最多4得点を挙げているエースは、全体練習後にゴール前からのシュートを入念に確認。充実した表情で練習を切り上げ「体の状態は悪くない。練習でやってきたことを試合で出したい」と意気込みを語った。

 遅れを取り戻すには十分すぎる活躍だった。昨年まで東海社会人1部のFC刈谷でプレーしていた大石は今季からチームに加入。左もも裏の肉離れで開幕戦には間に合わなかったものの、初先発した4節の長野戦で4ゴールを挙げ、J3初勝利に貢献した。

 水島武蔵監督(49)は「彼が入って攻撃がダイナミックになった」と評価する。現在は3試合連続無得点中でチームも3戦未勝利と不振が続いているだけに、大石は「4点取れたのはたまたま。ゴールは続けて取らないといけない」と表情を引き締めた。

 元同僚との対決もモチベーションになっている。対戦するYS横浜のGK高橋拓也(24)は神奈川大時代の同期だ。かつてのチームメートの特徴は把握しており、得点を決めるイメージはできている。相手は今季未勝利で最下位。それでも「順位は関係ないし、僕らがやるサッカーは変わらない。自分が点を取って勝ちたい」とホーム初勝利を誓った。【神谷亮磨】