<J1:鹿島1-2名古屋>◇第12節◇6日◇カシマ
奇策通じず、鹿島が2連敗で暫定3位に転落した。日本代表候補ボランチMF柴崎岳(21)が、FW登録トップ下で初先発。これまで試合終盤に同位置へ移るオプションはあったが、試合開始からは初めて。連戦でチームが疲弊する中、ためをつくって球を前に運べる柴崎を1列前に上げ、中盤の構成力を高めるプランだった。
しかし崩れる。代わってボランチに今季初起用された梅鉢が、開始早々に警告を受けるなどして前半41分に交代。柴崎は本職に下がらざるを得ず「自分たちのサッカーができなかった」と言うように、リズムをつかめなかった。
それまでは「どのポジションでも自分のスタンスは変わらない」と、持ち前の攻撃センスを発揮。前半6分に中央で球を預かると、即座に右前方のカイオへ。わずかに合わなかったもののDFとGKの間に鋭いパスを通せば、同15分と31分には浮き球で決定的なラストパス。得点を予感させる動きを連発していただけに、無念の1列後退となってしまった。



