デュッセルドルフのFW大前元紀(23)が、ピッチ外で先輩の教えを受けた。チームは日本代表DF酒井高徳(21)と同FW岡崎慎司(26)が所属するシュツットガルトと対戦。3-1で勝ったが、ベンチ入りした大前に出番はなかった。出場停止明けの酒井高は右サイドバックでフル出場。岡崎は後半26分から右MFで途中出場した。

 試合後、取材しようとする報道陣に対して大前が「出てないので特に何も」と帰ろうとすると、通りかかった岡崎が「そういう対応するな」と笑顔で注意した。清水時代の先輩でもある岡崎に“プロの対応”を諭され、その後は「話すことないですけど、なんですか」と取材に応じた。

 「先輩との対戦を楽しみにしていたか」との質問には「そうですね。一緒のピッチに立てるようにもっと頑張りたい」とコメントした。(鈴木智貴通信員)