全日本実業団対抗女子駅伝は15日、宮城県松島町中央公民館前〜仙台市陸上競技場の6区間、42・195キロで行われる。

 森川賢一監督1年目の昨年は26位に沈んだが、今季は美白ランナーとして知られる西原加純(24)が復調し、上位をうかがう。新人の竹地志帆(23)が日本選手権5000メートル3位と快走し戦力として見込めるようになった。さらに昨年2月にいったんは退社した森唯我(25)もチームに復帰した。

 森は「今思えば故障から逃げていた」と復帰後に奮起。東日本予選6区では区間新の快走を見せた。佛教大で09年全日本大学女子駅伝初優勝した時のメンバー3人が、実業団で強力なトリオを結成。上位チームに挑む。