男子200メートルは追い風1・5メートルの条件下で行われ、イケメンのベテラン、藤光謙司(28=ゼンリン)が20秒43の大会新記録で優勝した。

 内転筋と腸腰筋の違和感を感じていたが、「使える部分を使えるようになってきた。使えない部分を温存するという感じ。自分の中の感覚なんですけど。ベテランと言われる年で、自分の感覚はわかる」と、経験を力に変えた。

 8月に北京で開催される世界陸上の選考会となる日本選手権(6月、新潟)へ、「ばっちり体調が万全なら、(19秒台を)狙いたい気持ちが出てきた」と力強かった。