北京で開催されている陸上の世界選手権で、男子ハンマー投げを制したパベウ・ファイデク(ポーランド)が酒に酔って紛失した金メダルが警察によって見つかったと新華社などが25日、報じた。

 報道によると、ファイデクは80メートル88で優勝した23日の試合後の夕食で祝杯を挙げ、ホテルへ戻った際にメダルをなくしたことに気付いて警察に届け出た。

 その後の調べでタクシーの運転手が持っていることが分かり、無事に本人の手元に戻された。運転手によると、ファイデクが料金はメダルで支払うとして車を降りたという。