第4回富士山マラソンが、初開催となるチャリティーファンラン(約10キロ)とともに開催された。

 フルマラソンは登録男子の小山祐太(31=コトヒラ工業)が、2時間25分37秒で大会3連覇を達成した。昨年のタイムに1分ほど届かなかったが、実は1週間前から腹の調子が悪く、トップに立っていた27キロ付近でトイレに寄ったという。「唯一の不安材料だったけど想定内でした。4回目の出場なので終盤にみんなが疲れるのは分かっていた」と、レースに戻ると次々と抜き返して勝利を手にした。

 登録女子は小川夕希(23=ラフィネ)が、2時間57分26秒で初優勝を果たした。35キロ地点で3分あったトップとの差を縮め、残り200メートルで追い抜く大逆転勝利だった。「勝てたのが1番の予想外」と笑顔で振り返っていた。

 また、女性限定のウィメンズランファンタジーランには約300人、チャリティーファンランには約700人が参加し、大会を盛り上げた。