来年1月2、3日に行われる東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)で連覇を狙う青学大は31日、神奈川・相模原キャンパスで年内の練習を打ち上げた。

 前回の総合優勝の立役者で、今年はケガに苦しんだ神野大地主将(4年)は、早朝8キロ、昼に14キロを走った。昨年に続き山登りの5区で「山の神」として期待されるが「60~70%は戻った。控えめですけど」と復調ぶりをアピールした。

 2月に左大腿(だいたい)骨、6月に右すねを疲労骨折。実戦復帰した11月の全日本後には左すねに痛みが発症した。本格練習は12月からだが、体重は昨年と同じベストの43キロに戻った。原晋監督(48)は「練習後に痛みが出たりしていたが、20日以降は痛みがなくなった。大丈夫です」とあらためて出場にゴーサインを出した。作戦名は「ハッピー大作戦」。幸福度を表すハッピー指数について「ほぼ100%」と、年内最後の練習を確認し、連覇に自信を示した。