青学大は5日、陸上部がパラリンピック・パラスポーツの普及啓発イベントに協力することを発表した。まずは視覚障害マラソンのガイドランナー(伴走者)の育成と普及に取り組む。

 伴走者は視覚障害者のそばについて走り、走路や給水所の位置を知らせ、安全を保つ役目がある。原晋監督(48)は「我々が発信して認知度を高め、市民ランナーにも目を向かせたい」と広報担当の役割を務めていく考えだ。青学大の選手たちと視覚障害者との交流も深める。日本パラリンピック委員会の山脇康委員長は「ありがたいし、百人力で心強い」と感謝の意を示した。