ノルディックスキー・ジャンプ男子のレジェンド葛西紀明(53=土屋ホーム)が3日、都内でトークイベントに登場した。所属先の後輩、伊藤有希(31)とともに軽快な掛け合いのトークを展開。6月に54歳の誕生日を迎えて臨む次のシーズンへ「今季は優勝したいですね」と、昨季逃した頂点を力強く宣言した。
25-26年の冬シーズンは、1月のTVh杯での2位が最高だった。「54歳になる葛西紀明が優勝したら、日本全国盛り上がるんじゃないかなと思っているので、活躍してみなさんを元気にしたい」と思い描く。
そのために覚悟を決める。今季はスキー板の長さを2シーズン前の243センチに戻す予定だ。昨季は4センチ長い247センチの板を使用していた。「50歳を超えるとなかなか落ちなくて」と、短い板の規定に合わせた体重に減量するつらさから、スキー板の長さを伸ばした。だが「体重が2キロぐらい余裕ができて、減量もつらくなかったけど、その2キロが重いのか、飛距離が伸びなかった」と分析する。スキー板に合わせて、試合では体重を50キロ台にして臨む。つらい減量も「勝つために」と気合を入れる。
今後は毎年恒例の宮古島合宿から練習をスタート。「“はっちゃきこいて”(北海道弁で“張り切って”)トレーニングしたい」。レジェンドはパワフルに意気込んだ。【保坂果那】


