甲南大の永野真莉子(4年)が11秒86(向かい風0・7メートル)で優勝した。

 自己ベスト11秒82に迫る好走を「最後の関西インカレ(今大会)だったので。どれも全力で頑張るつもり。結果につながって良かった」と笑顔で振り返った。

 現在は就職活動中で「これが最後」と卒業後は陸上から離れる決心をしている。14日には200メートルにも出場予定。「200がメインなので(日本選手権の)参加標準記録を切りたい。その上で結果を残せる選手になりたい」と最後の1年を全力で駆け抜ける。