<陸上:福岡国際クロスカントリー大会>◇26日◇福岡市海の中道海浜公園

 箱根駅伝で活躍した村沢明伸(東海大)と柏原竜二(東洋大)が一般男子10キロに出場し、明暗の分かれるレースとなった。

 同駅伝で最優秀選手に選ばれた村沢は日本選手トップの4位に入り「きょうの走りは世界陸上につながる。トラックで代表入りを目指す」と明るく話した。世界クロスカントリー選手権の代表に選ばれても辞退し、トラック種目に専念するという。

 山上りの5区で3年連続区間賞の柏原は同駅伝後に故障し、復帰戦として臨んで14位に終わった。「すごく悔しい。コースの起伏が急激でリズムをしっかりつくれなかった」と言葉少なだった。