北京五輪男子マラソン金メダリストで、宮城・仙台育英高に留学して日本にも縁が深かったサムエル・ワンジル選手(24)が15日、母国ケニアの自宅で死亡した。

 瀬古利彦・日本陸連理事は「日本で我慢することを覚え、2時間2分台の世界新も狙える偉大な選手だった。彼が頑張ることで、日本のマラソンが進むべき道も間違っていないと世界から認められると思っていた」とコメントした。