<陸上:関東学生対校選手権>◇最終日◇22日◇東京・国立競技場

 合宿所で生活する男子部員約30人が食中毒の症状を訴えていた明大は、主将の鎧坂哲哉(4年)がこの日の5000メートルで4位に入るなど、対校得点争いで16校中14位で1部に残留した。2部には下位2校が降格した。

 選手は一般学生への感染を避けるために大学側の指導で登校できず、十分な練習もできなかった。重責を果たした鎧坂は「4位は少し悔しいが、何とか1部に残る目標を達成できて良かった」と胸をなでおろした。