<陸上:アジア選手権>◇初日◇7日◇神戸ユニバー記念競技場

 世界選手権(8月27日開幕・大邱=韓国)代表選考を兼ねて行われ、女子ハンマー投げで綾真澄(丸善工業)が日本歴代3位の67メートル19を記録し、初優勝した。同種目を日本勢が制したのは初めて。室伏由佳(ミズノ)は62メートル50で3位だった。

 1万メートルはバーレーン勢が男女ともに1、2位を独占し、日本勢は男子の村沢明伸(東海大)が28分40秒63で3位に入ったのが最高だった。

 女子走り幅跳びは岡山沙英子(山口TFC)が6メートル51で、同やり投げは18歳の佐藤友佳(東大阪大)が54メートル16を投げ、ともに3位。女子100メートルの高橋萌木子(富士通)が予選で11秒85と振るわず決勝を逃した。

 今大会の優勝者には世界選手権の参加標準記録A突破と同等の資格が与えられる。