<陸上:日本学生対校選手権>◇最終日◇11日◇熊本県民総合運動公園陸上競技場

 男子400メートル障害は6月の日本選手権覇者で世界選手権代表の岸本鷹幸(法大)が49秒82で初優勝した。

 男子200メートルは8月のユニバーシアード夏季大会代表の飯塚翔太(中大)が20秒67で初制覇。同円盤投げは堤雄司(国士舘大)が大会新の55メートル52で制し、同種目初の4連覇を遂げた。同棒高跳びは笹瀬弘樹(早大)が5メートル40で3連覇した。

 女子200メートルは蔭山愛(早大)が24秒56で初優勝した。世界選手権代表の今井沙緒里(至学館大)は腰の違和感により準決勝を欠場し、100メートルと400メートルリレーに続く3冠は成らなかった。

 対校得点は男子は早大が53年ぶり11度目、女子は筑波大が3年連続21度目の優勝を飾った。早大は69点で日大と並んだが、大会規定で優勝種目数の多い早大が達成。筑波大は106.5点を獲得し、2位中大に40点以上の大差をつけた。