全日本大学駅伝(6日午前8時10分号砲、名古屋・熱田神宮~三重・伊勢神宮=8区間106・8キロ、日刊スポーツ新聞社後援)の開会式が5日に行われ、各校のエントリーメンバーが発表された。10月の出雲駅伝を制し、今季は3大駅伝完全制覇をもくろむ東洋大は、エースの柏原竜二主将(4年)を19・7キロの最長区間となるアンカーに起用。早大、駒大とのマッチレースが予想される中、終盤勝負に持ち込む考えだ。東洋大の酒井監督は「最長区間ということで、一番信頼できる柏原を最後に持ってきた」と説明。悲願の伊勢路初タイトルへ、アンカー柏原に勝負の命運を託した。