18日号砲の全日本実業団対抗女子駅伝のオーダーが17日に発表され、アテネ五輪女子マラソン金メダリストの野口みずき(33=シスメックス)はメンバーから外れた。シスメックスの広瀬永和監督は「マラソンに向けて頑張って欲しいというのがチームのみんなの思い。野口抜きで戦えるチームをつくってきたので問題ないです」と、23日の山陽女子ロード(岡山)ハーフマラソン、そして来年1月29日のロンドン五輪選考レース大阪国際への調整に専念する意向だ。

 大会は昨年までの岐阜から宮城へ開催地を移した。松島町中央公民館前をスタートし、仙台市陸上競技場までの42・195キロを全33チームで競う。最長の3区(10・9キロ)には福士加代子(ワコール)や赤羽有紀子(ホクレン)渋井陽子(三井住友海上)がエントリー。11月の横浜国際女子マラソンで優勝した木崎良子(ダイハツ)は5区(10・0キロ)に名を連ねた。