全日本実業団対抗女子駅伝(18日・宮城県松島町中央公民館前~仙台市陸上競技場=6区間42・195キロ)の出場選手が17日に決まり、ともにマラソンで来年のロンドン五輪を目指す福士加代子(ワコール)は最長区間の3区(10・9キロ)に起用され、野口みずき(シスメックス)は補欠に回った。

 2連覇を狙う天満屋は2008年北京五輪マラソン代表の中村友梨香が3区を走る。東日本大会を制した第一生命はともに今夏の世界選手権マラソン代表の尾崎好美を1区(7・0キロ)、野尻あずさを5区(10・0キロ)に配置した。豊田自動織機は2区(3・9キロ)に小林祐梨子、三井住友海上は3区に渋井陽子を起用した。

 今年は東日本大震災の復興祈念大会として出場枠を例年より拡大した。