世界の女王が「8強宣言」した。29日の大阪国際女子マラソンへ向けて、27日に北京五輪女子マラソン優勝のコンスタンティナ・ディタ(42=ルーマニア)が大阪市内で会見。「(米国)ボルダーで2カ月走り込み、スピード練習とインターバルをやりました。今大会はベスト8(8位以内)に入れるタイムで走りたい」と「優勝宣言」はなく控えめだった。

 今大会を左太もも痛で欠場した野口みずき(シスメックス)とは親交がある。あいさつの冒頭に「まずは野口さんについてひと言。一生懸命練習して走れなくなったことが、どんなに大変か知っています。ボルダーで会ったときも決意がすごく伝わってきた。どれくらい彼女が残念か同情しています」と神妙な表情で話していた。