日本陸連・河野洋平会長(75)の桐花大綬章を祝う会が6日、都内ホテルに陸上競技関係者を集めて行われた。03年から6年間衆議院議長を務めた功労などにより、昨年11月3日付発令の秋の叙勲で受賞した。09年に政界引退後、スポーツの発展に力をそそぐ同会長は席上「早大に入り、当時の青木半治競走部監督(前陸連会長、故人)から“手伝え”と言われ、(マネジャーとして)入部したのが陸上競技との縁の始まり。42年7カ月の政治歴による受賞だが、陸上も認められたと信じている」と同競技への熱い思いを語り、大きな拍手を浴びた。また、シドニー五輪女子マラソン金メダルの高橋尚子さん(39)から「(メダルは)温かい目で見守ってくれた会長のおかげ」と花束を贈呈され、笑顔を見せていた。