昨夏の世界選手権5位の実績で五輪代表に決まる可能性もあったママさんランナーの赤羽有紀子(ホクレン)は「待ってもよかったが、待って選ばれないのはどうしても避けたかった」と出場に踏み切った経緯を説明した。

 2月の鹿児島・奄美大島合宿で左足首付近を痛め、1週間近く走れなかったが、今月に入って状態は上がってきているという。会見に出席した選手の中では口数は少なく、静かに闘志を燃やしていた。