<陸上:織田記念国際>◇初日◇28日◇広島ビッグアーチ◇女子3000メートル障害など

 39歳の早狩実紀(京都光華AC)が女子3000メートル障害を制した。1周目から先頭に立ち、2位の荒井悦加(エディオン)に12秒以上の差をつける圧勝。9分57秒17の大会新記録をマークして「全体的に上がってきている」と話した。

 35歳だった08年北京で五輪初出場。9分33秒93の日本記録を持つ第一人者は「まだ全体的なスピードが上がってきていない。ちょっと力みもあったかな。土台はつくれているので、あとはスピードを上げれば」と2大会連続の五輪出場へ、冷静に自己分析していた。