陸上男子やり投げのディーン元気(20=早大3年)の公開練習が15日、早大所沢キャンパスで行われ、100人を超えるメディアが殺到した。織田記念の84メートル28を皮切りに、セイコーゴールデンGP川崎で81メートル43、関東学生選手権と3週連続で80メートルの大台超え。ロンドン五輪の表彰台が狙える競技力、そこへ英国人の父を持つ渋い二枚目のマスクも手伝い、人気は急上昇。この日は10台以上のテレビカメラが一挙手一投足を追い、グラウンドを移動するたびにディーンの後ろをぞろぞろ報道陣も移動。あまりの注目度の高さにディーンは「びっくり。こんなに集まるなんて現実味がない」と驚きを隠せなかった。