<陸上:ロンドン五輪代表選考会兼全米選手権>◇24日◇米オレゴン州ユージン

 男子400メートルはドーピング違反による1年9カ月の資格停止処分から昨夏復帰したメリットが、44秒12の好タイムで完勝した。

 国際オリンピック委員会(IOC)の規定により一時は五輪出場が危ぶまれていたが、昨年11月に出たスポーツ仲裁裁判所(CAS)の裁定で出場が可能になった。「厳しい練習を積んでいる。五輪では43秒台も可能」と五輪連覇に意欲をのぞかせた。