<第51回中国実業団対抗駅伝>◇18日◇広島県世羅町(7区間82・8キロ)

 12チームが参加して行われ、中国電力が4時間09分16秒で16連勝を達成した。

 中国電力は1区でトップと1分11秒差の3位と出遅れたが、苦戦が予想された2区で池淵智紀(24)が踏ん張った。トップを行くマツダのマンギスト(エチオピア)に20秒しか差を広げられなかった。

 4区でエースの岡本直己(28)が57秒差を詰めると、最長区間の6区(19.0キロ)で米澤類(25)が34秒差を一気に逆転した。

 終わってみれば4区以降の4区間すべてで区間賞を取り、2位のマツダに2分42秒差をつける底力を見せた。

 3位のJFEスチール、4位の中電工までがニューイヤー駅伝への出場権を得た。