ロンドンで開催中の世界選手権団体戦で台湾選手が警備員から性的被害を受けた事案について、当事者の鄭怡静が苦言を呈した。
台湾メディア「中天新聞」によると、被害を受けた選手は同国のエースで世界ランク21位の鄭。2日に事案が発生したという。
鄭は4日に声明を発表したといい「今回の件を通じて、私は思い切って声を上げることの重要性や必要性を強く感じました」と伝えた。さらに「20年間、プロアスリートとしての道を歩んできました。その過程で競技場での好成績や結果を追求することはもちろん重要ですが、日々のトレーニングや各地への遠征を通して、台湾のスポーツ環境がより良く、より公平で、より友好的で、より平等なものになることを深く理解し、願っています」とのコメントを紹介した。
再発防止の徹底も要望しているようで「こうした不適切な扱いを受けた場合、選手自身が自分を守ろうとする気持ちは大切だけれど、協会や関係機関、さらには一般の人々が共に努力することで、初めて安全で互いに尊重し合える競技環境を作り上げることができる」と鄭のコメントを報じた。
国際卓球連盟(ITTF)も声明を発表。「不適切な身体的接触を受けと報告した女性選手の証言に対し、深く憂慮しています。全ての選手は、いかなる時、いかなる場所においても、安全であり、尊重され、保護されていると感じる権利があります。報告された事実は、到底容認できるものではありません」としている。
台湾メディアの「自由時報」によると、金属探知機の反応を理由に呼び戻された鄭が、警備員から胸を触られたという。


