日本陸連は14日の理事会で、フライングは1回目で即失格とする国際ルールの適用範囲を今季からは国体や全国高校総体を含むすべての主催、共催大会に広げることを確認した。小学生の全国大会は例外とし、中学、高校の地区大会などは主催者に対応を委ねる。

 国際陸連は10年に現在の「一発失格」のルールに変更した。国内では移行期間として日本選手権や国際大会などを除き、各レースで2度目以降のフライングを犯した選手を失格とする従来の規則で対応していた。