17日のソウル国際マラソンで、2時間8分14秒の自己ベストを出し4位に入った川内優輝(26=埼玉県庁)が18日朝、羽田空港に帰国した。

 この日は、早朝5時半にソウル市内のホテルを出発し、10時過ぎに同空港に到着という強行スケジュール。それでも、定時制の事務職員として働く埼玉・春日部市内の高校に、昼すぎまでに出勤しなければならず、同空港国際線ターミナル駅から京急線に乗り込み、急ぎ足で埼玉に向かった。

 前夜はサウナで疲れをとったそうで「(2時間)8分台を切れず悔しさは残りますが、反省して来週のレースに備えます。コーヒーをいっぱい飲めば元気は戻ります」と、いつものように生き生きとした表情で語った。24日は、さいたまシティマラソン(ハーフマラソンの部)に出場する。