<陸上:関東学生対校選手権>◇第1日◇18日◇東京・国立競技場

 男子100メートル予選で、第1組に出場した飯塚翔太(中大)は、10秒56で1着となり、19日の準決勝に進んだ。

 10年世界ジュニア200メートル覇者で、3日の静岡国際陸上男子200メートルでは、今季世界最高(現在は世界ランク4位)となる20秒21を出し、世界陸上の派遣標準記録を突破。期待された5日のセイコーゴールデングランプリは、右太もも裏違和感で欠場した。「(4月29日から続いた)遠征のダメージが大きかった。無理しないで、今回の100をしっかり走りたかったので」と理由を話した。

 この日の走りは「まずまず」と言い、19日の準決勝以降の目標は「自己ベストの更新」と4月29日の織田記念国際で出した10秒28超えに置いた。