<陸上:高校総体京都府予選>◇第2日◇1日◇西京極陸上競技場◇男子400メートルリレーほか◇くもり、気温27・5度、湿度29%、南の風1・2メートル(正午現在)

 男子400メートルリレーで、3年生の桐生祥秀(よしひで、17)を擁する洛南高が、40秒91で大会7連覇を達成した。洛南高が昨年に出した40秒54の大会記録には届かなかった。

 桐生はアンカーで登場。バトンを受けたときは3、4番手だったが、スタートダッシュで加速すると一気に上位を抜き、最後は5メートル以上の差をつけ、フィニッシュラインを駆け抜けた。「(このチームで)初めて40秒台を出せて良かった。何があっても(バトンを)渡してくれたら、何とかするつもりだった」と気力の走りを振り返った。

 桐生は、リレー種目がこの日、4本目のレース。同200メートルで予選、準決勝、決勝と走り、決勝は21秒70で制し、大会連覇を達成した。