日本陸連は10日、都内で世界選手権モスクワ大会の日本代表を発表し、男子短距離では飯塚翔太(21=中大)らが選出された。

 ロンドン五輪で5位になった男子400メートルリレーでアンカーを務めた飯塚は「バトンパスをしっかりできれば、メダルの可能性は十分にある」と世界選手権での躍進に期待した。

 200メートルでは2010年の世界ジュニア選手権で優勝し、今季は5月に日本歴代3位の20秒21をマークした。「入賞を一番の目標に、それに伴い19秒台も出せれば」と、日本人初の20秒突破にも意欲を示した。