<陸上:ダイヤモンドリーグ第11戦・ロンドン・グランプリ>◇第1日◇26日◇ロンドン五輪スタジアム

 男子走り高跳びはボーダン・ボンダレンコ(23=ウクライナ)が2メートル38の自己2番目の好記録で優勝。2位のエリック・カイナート(22=米国)も2メートル36と自己記録に1センチと迫った。

 7月4日のローザンヌ大会で2メートル41の世界歴代3位タイを跳んでいるボンダレンコは、優勝が決まると2メートル43の世界歴代2位に挑戦。足首でバーを落とす惜しい跳躍だった。

 イケルと判断したボンダレンコはその高さの2回目以降をパスし、世界記録を2センチ上回る2メートル47に挑戦した。その1回目は肩でバーを落としたが、最後の2回目は腰くらいまでバーを越えていた。

 「モスクワでは跳べそうな感覚があった」

 世界陸上への期待が高まる跳躍内容だった。