<陸上:全日本実業団対抗選手権>◇第2日◇21日◇埼玉・スポーツ文化公園陸上競技場

 男子400メートル障害決勝は、杉町マハウ(28=日本ウェルネス)が49秒87で連覇を果たし、昨年のロンドン五輪と今年8月の世界選手権モスクワ大会代表の岸本鷹幸(23=富士通)は49秒95で2位に終わった。

 法大時代から「ポスト為末」の期待をかけられている岸本。「スタートの失敗。その影響で前半に乗れなかった。悔しい」と社会人1年目のビッグタイトルを逃し悔しさそうだった。

 モスクワでは準決勝に進出するも、障害を越す際に足がハードルをはみ出し、バーより低い位置を通ったとして失格となった。「今日は『これでもかっ』というぐらい足を上げました」と苦笑いしていた。