<別府大分毎日マラソン>◇2日◇大分市高崎山うみたまご前-大分陸上競技場(42・195キロ)

 順大時代、箱根駅伝の山登り区間で活躍した「元祖山の神」の今井正人(29=トヨタ自動車九州)が、初のサブテンとなる2時間9分30秒で日本人トップの2位に入った。

 30キロ過ぎに課題の「攻め」を敢行し、ロングスパート。34キロで優勝したアブラハム・キプリモ(24=ウガンダ)に抜かれたが、最後まで駅伝のスペシャリストの執念を見せた。8度目のマラソン挑戦で初めて2時間10分を切り、「タイムはしっかり走れば出ると思った」と喜んだ。