<陸上:セイコーゴールデングランプリ陸上2014東京>◇11日◇国立競技場◇男子3段跳びほか◇日刊スポーツ新聞社主催

 男子3段跳びで期待のホープ、山本凌雅(18=順大1年)は、15メートル65で5位(日本人2番手)だった。

 長崎・諫早農高3年時の昨年10月の東京国体で16メートル10をマーク。日本人高校生で初めて16メートルジャンパーとなり、4月の織田記念国際も16メートル14で優勝(追い風参考記録)。だが、この日は6回の試技で3回がファウル。踏み切りが合わず「少し堅くなりました。初めての競技場で風も変わっていた」と原因を分析。一方で「でも条件は同じ。実力を全然、出せなかったです」と反省した。今後は16メートル29のジュニア日本記録を目指す。「今日も、いつも通りにやれば出ると思ったんですが…。もっと鍛えます」と最後は気持ちを切り替えていた。