陸上の第98回日本選手権は、今秋のアジア大会(9月19日開幕、韓国・仁川)代表選考会を兼ねて、6日から3日間の日程で、とうほう・みんなのスタジアム(福島市)で開催される。開幕前日の5日、各選手は会場で最終調整した。

 男子200メートルで昨年、日本歴代3位の20秒21を出した飯塚翔太(22=ミズノ)は、今後にアジア初の19秒台の期待がかかる。

 今大会の目標は、アジア大会派遣設定記録Aの20秒28を切ること。既に昨年切っており、決勝を走れば代表は決まるが、今後の海外レースを見据え、アピールするためにも出したいようだ。「もともと今季は6月にピークを持ってくる予定だった。いい感じで臨めそう」と快走を誓った。