<陸上:日本選手権大会兼アジア大会代表選考会◇第2日◇7日◇福島市とうほう・みんなのスタジアム◇女子100メートル障害決勝ほか

 女子100メートル障害決勝は「美女ハードラー」としても評判の木村文子(25=エディオン)が13秒34で制し、2年ぶり3度目の優勝を果たした。

 降雨の悪コンディションで「もう少しコンディションが良ければタイムも狙えたんですが」と、日本記録に100分の2秒差に迫る13秒03の自己ベストにはほど遠かったが、覇権奪還には成功した。

 昨年からケガに悩まされ「もう(競技を)やめようと思ったこともある」という。支えてくれた周囲に感謝しつつ「海外の人と切磋琢磨して走るのが、私には合っている。チャレンジしたい」と国際試合への挑戦にも意欲を示した。