箱根駅伝(1月2、3日)で上位を狙う東海大は、エース村沢明伸(3年=佐久長聖)の「山登りの5区」起用が濃厚となった。7日に同校で会見が行われ、エントリー16選手を発表。両角監督は「5区は最重要区間。村沢は山登りが得意だし、(東洋大の)柏原竜二(4年=いわき総合)にも匹敵する。絶好調なら使いたい」と明言。過去2回は2区を走り、1年で区間2位、2年で区間賞。ただ7月に胃腸炎を患って以降は爆発力が戻らず、10月出雲、11月全日本で区間賞を逃した。それでも村沢は「登りに自信がある。5区なら思い切った走りができる」と不安はない。「山の神」柏原との対決に注目が集まるが、「力を発揮すれば記録と結果はついてくる」と話した。