ロンドン五輪の女子マラソン代表から漏れ、補欠に回った赤羽有紀子(32)が23日、札幌市で開かれたホクレン女子陸上部の記者会見で「補欠を解除されるまでは五輪を目標に頑張りたい」と抱負を述べた。日本陸連は日本オリンピック委員会(JOC)に選手名簿を提出する6月29日までに代表に故障などがあった場合、補欠を出場させる。今後については「これからトラックで(代表を目指す)という気持ちはない」と、トラック種目で五輪出場を狙う考えがないことをあらためて示した。8位に終わった11日の名古屋ウィメンズマラソンを前に、五輪を目指すのはロンドンまでと話していたが、この日も再度「ロンドン最後」と述べた。