2月にモデルの恋人女性を自宅で射殺した疑いで訴追された後、保釈された南アフリカの両脚義足の五輪ランナー、オスカー・ピストリウス容疑者(26)が練習を再開したい意向を示した。代理人が4日までにAP通信などに明らかにした。同容疑者は、8月にモスクワで開かれる陸上の世界選手権への参加を検討しているという。南アの地元紙は4日、3月24日に首都プレトリアの大学の競走用トラックにいる同容疑者の写真を掲載した。南アの裁判所は先月、同容疑者の保釈条件を緩和し、海外渡航を認める判断を下した。検察側は計画的殺人だったと主張、弁護側は同容疑者が恋人を強盗と間違えた誤射だったとしている。次の公判は6月4日の予定。