世界を追い抜く-。陸上男子100メートルで日本人初の9秒台を狙う桐生祥秀(18=京都・洛南高3年)が10日、新春の抱負を語った。桐生はこの日、宮城・女川小学校で行われたアシックス主催の陸上教室に参加。「予選落ちした去年の世界選手権で感じた世界との差は今もあいたまま。その差を縮めるのではなく追い抜きたい」と今季目標を語った。正月番組の収録では、世界選手権(10秒31)を上回る10秒30を記録するなど冬季練習も順調。「長距離に負けじと短距離も頑張るぞと思った」と、テレビ観戦した進学する東洋大の箱根駅伝優勝も刺激にする。
かねて「復興支援に携わりたい」と願望していた被災地訪問が実現。「20年東京五輪で僕が活躍する姿を見てほしい。9秒台でメダルを取りたい」と、ともに汗を流した児童たちには、夢を持つ大切さを説いていた。


