男子100メートルで日本選手権で初優勝した桐生祥秀(18=東洋大)は、100メートルの次戦で6月29日の布勢スプリント(鳥取・コカ・コーラウエストスポーツパーク陸上競技場)に出場。世界最高クラスの高速トラックがある同大会で、タイムアタックに向かう。

 桐生が昨年4月に10秒01を出したエディオンスタジアム広島(織田記念国際)が有名で大会が開催される春先は追い風になりやすい。コカ・コーラウエストスポーツパーク陸上競技場(布勢スプリント)は、五輪、世界選手権で使用されるタータン「スーパーX」が最大の特長となっている。その他では水戸、横浜、長居で好記録が出ている。