<高校総体:陸上競技>◇1日◇男子5000メートル
ケニアからの留学生、チャールズ・ドゥング(北海道・札幌山の手1年)が13分46秒56の2位と大健闘した。同じケニア人のジェレミアズク(愛知・豊川3年)と、激烈なトップ争いを展開。残り100メートルのスプリント勝負で0秒26届かなかった。「2番はうれしい」と言いながら「1番ならもっとうれしい」と、片言の日本語で悔しがった。
ケガを押してのレースだった。6月に行われた道内での競技会後、左足太ももを痛めた。「今でも痛い。最後は痛みが走って、追いつけなかった」。本調子なら、もう少しタイムを伸ばせたはずだった。
それでも実力は本物だ。4月に札幌へ陸上留学してから、着実に力を付けてきた。5月の札幌地区予選では、あいさつ代わりとばかり13分58秒83の北海道高校国際記録を樹立。1カ月後の今総体道予選では、1秒02上回る13分57秒81と記録を更新した。そのわずか6日後の6月27日、深川で行われた道陸協主催のチャレンジレースでは13分35秒54をマークし、立て続けにタイムを縮めてきた。
ドゥングは「まだ1年生。だから、記録はまだまだ伸びる」と言い切った。頂点こそ逃したが、11年にディランゴ(広島・世羅)が出した国内国際記録の13分15秒44の記録更新を視野に入れている。【黒川智章】


