<F1:ベルギーGP>◇2日◇フランコルシャン◇決勝
予選2番手につけ、日本人ドライバーとしては2004年米国GPで3位に入った佐藤琢磨以来となる表彰台が期待された小林可夢偉だったが、13位と悔いが残るレースになった。
PPのバトンと並ぶフロントロー(最前列)からの発進。しかし、スタートに失敗して出遅れた上に、直後に起きた事故に巻き込まれ、一時は最後尾の20番手まで順位を落とした。
幸いにもマシンに大きなダメージはなく、すぐにコースに復帰。ピットでタイヤを交換した後は懸命に追い上げたが、思うようにスピードが上がらず、失った順位を取り戻すことは最後までかなわなかった。
念願だった表彰台だけでなく、常に「最低限の目標」と位置付けているポイント獲得(10位以内)も逃した。