オートバイのロードレース世界選手権で最高峰のモトGPクラスで活躍するドゥカティのバレンティーノ・ロッシ(イタリア)が4日、カタルーニャGP開催中のスペイン・バルセロナで、福島第1原発事故を懸念、栃木・ツインリンクもてぎで10月に開催予定の日本GP出場を見合わせたい意向を明らかにした。ロッシは「誰もが日本に行きたくないと考えている」と話した。昨季の年間総合王者でヤマハのホルヘ・ロレンソ(スペイン)はボイコットで他の選手を説得する考えを明かした。日本GPは東日本大震災の影響で予定の4月から延期されていた。