フィギュアスケートの世界女王で今季は休養中の浅田真央(24=中京大)が2日、佐賀県佐賀市を訪問し、同世代の若者とともに農作業などを行った。

 社会貢献で日本を応援する「YOUNG JAPAN ACTION 浅田真央×住友生命」の一環で、プロジェクトリーダーとして大賞を受賞した「ForS.」の活動に参加し、副賞の100万円の活動支援金を贈呈。

 高齢化や後継者不足により年々増加している耕作放棄地を借りて開墾し、無農薬の米や野菜、いもなどを育てている佐賀大農学部の学生を中心にした農業サークルで、浅田も一緒に畑を耕した。

 活動内容にも熱心に耳を傾け、「地域のお年寄りの方々に教えていただきながら、みんなで料理を作ったり、一緒にご飯を食べたり、畑で農作業をやったりして、私にとってもいい思い出となる活動ができました。特に、一緒に畑に種芋を植えたときは、皆が1つになれたと感じました。また、私たちが活動したことで、地域の皆さんがとても喜んでくださり、みんなが笑顔になれたことが、すごくうれしかったです」とコメントを寄せた。